気比神社春季大祭その弐

さて、翌4日午後2時、4人の神官がそれぞれの位の装束で神事、笛、太鼓の神官と、こんな山の中の祭りに神官が6人も。聞くところによると、2日間で祭りの費用が30万くらいかかるとのこと。さて、神事が終わると、拝殿では、じっちゃんばっちゃんと神官で直会の酒盛り。境内にも酒、スルメ昆布が振舞われ、知り合いのガイジンが、スルメを食べて「自然のままの味だ」と感動。目的の神楽は、この宴会の後。3時半、ようやく神楽の始まり。前日の話では「五番くらいしかやらんくなったんだわね」という村の人の話とは違って、本寸法の十二番。最初の神楽「庭清」の後、その榊でおなかをなでてもらうと子宝に恵まれると言うので大変。なでられて「もういらんわね」と大笑いするばっちゃん。獅子が出れば、頭を噛め、足を噛めと、「どんどやき」の時と同じに、ばっちゃんが元気な集落でした。わたしは、途中でダウン、来年続きを見ることに。
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厳粛な神事

一転して記念撮影 なんで?


直会 「写真ばか撮ってないで、酒の呑めや」の声も


獅子舞 体の悪い所を噛んでもらう

三番叟
と、まあ、2日間、しっかり祭りに浸った中ノ俣の人たち。それにしても青壮老すべての神職の舞いがみごと。写真が良くないのでアップしていませんが、おぼんを持って舞う「鏡」など、久しぶりに見て感動しました。来年またよろしく。再来年も。