戸隠神社式年大祭

戸隠は17日まで、7年に一度、宝光社の神さんが、中社のお父さんを訪ねて行く大祭が行われていました。戸隠は明治まで神仏習合の寺で、近くの飯縄権現も含め、当然のごとく修験道の道場で、山伏や烏天狗が跳梁跋扈する「わくわくする」空間でしたが、神仏分離廃仏毀釈で仏様が外に出されました。普通は破却しましたが(したことにしていたところもある)、戸隠は、どうやらはっきりと行き先が分かっているらしく、宝光社で仏様の里帰り展を開催、神さんと仏さんが並んでいました(撮影禁止)。中社では、岩戸開きの神楽が連日舞われていました(撮影禁止)。どちらも残念。
飯山の木島平から奉納に来た「烏おどり」は、戸隠の修験道の何かが本になって、木島平で「鬼島」(きじま)伝説と混ざり「烏おどり」になり、それが盆踊化したものといわれているらしい。のんびりと延々やっているので、見物は一人消え二人消え…。

             桜さく中社

             おもしろ千社札

             烏おどり

             延々と歌い続ける

             宝光社の急な石段