能生白山神社春季例大祭

今年は曜日の回りが良く、久しぶりにお祭りを見せてもらいました。
この祭りはストーリーが面白く、本来なら朝の六時から見物したいところだが、十一番の舞だけでも十分。大人の凛々しさ、子どものかわいらしくも凛とした舞姿は、浜風の寒さを忘れさせてくれる(にもかかわらず、私は、今年のあまりの寒さに途中退場)。

最近は、祭りの意味や見物させてもらっているという意識のない撮影ツアーのカメラオヤジやカメラオバンの多さに少し残念。

お稚児さんの両親は正装で、子どもの出番まで桟敷で宴会。

太平楽

輪歌を無事舞い終えてお父さんたちのほうが涙、涙。

いよいよ陵王の出。

「緩急」というよりも「速」と「溜」の舞で、20mの橋掛を30分もかけて舞台へ。その頃は陵王に夕日が。

鳥居の向こうに夕日が落ち、境内が暗闇と寒さに包まれるころ神人交歓の祭りも歓喜の中に幕。