湯田中ぶらぶら

温泉にも入らず、湯田中温泉をぶらぶら。近くに渋温泉もあるので、街灯は猿。

明治になって新たに開湯したとき、松本順が指導したというのは知らなかった。彼は、順天堂を開いた佐藤泰然の二男。

ホテルの女将さんが、ちょー寒いのに外で看板書き。紅型の着物もなんのその。写真がなぜかよくない。

長電の駅舎登録文化財。となりは公共温泉。ここから妙高が見える。さすが北信五岳、越後人は負けるね。



なぜか被写体にしてしまう、味わい深い建物と食事。
ついでに、長野のお香屋さんで写真を撮らせてもらう。

いつものことながら、寄り道ばかりの旅の一こま。

春日山・五智の冬景色

20日大寒なのに12度近い気温。あの大雪も一気に解えるかという温かさ。昨年の今頃の林泉寺は、30センチ位の雪の中でも大勢の観光客がいたのに、今年は静かなもの。

惣門も冬囲い。
春日山神社も静か。米山を奥に見る頸城平野と日本海


謙信公も久々の晴天の下。

神社の境内ではカエルも雪に埋もれて。

五智国分寺三重塔も異様な光りの太陽の下。

大雪

14日から降りだした雪は久々の大雪。吹雪で視界不良もあり、びっくり。重ねて、暖冬でヤワになっていた身には、雪かたづけで大わらわ。「雪掘り」まではゆかなくてよかったのが幸い。


この景色は、10年も前なら写真にも撮らない景色だ。この中でスノーダンプとは違って威力を発揮したのが、ポリカーボネート製の「雪押し」。
加賀街道は圧雪が、多い所で20センチも。18日になってようやく排雪作業。

ほくほく線経由で金沢と越後湯沢を結ぶ「はくたか」も雪でつぎつぎにダウン、現役を退いたはずの懐かしい車両に「はくたか」のエンブレム(?なんていうの)を付けて登場。直江津駅で。

正月の長野

正月吉例の長野へ。善光寺門前のいい感じのホテルが、古いまま結婚式場に模様替えで、いつ行っても写真のよう。隣の七味唐辛子屋が全く今どきに風して大繁盛しているのと好対照。考え方です。そのうちに唐辛子屋の写真も。

善光寺前の「長野市道路元票」たいしたものです。冬囲いにしめ縄、参道の宿坊の玄関飾り、各宿坊で趣きが違うので、いつも見せていただく。手前は年始のしるし。いちいち出て挨拶をしないらしい。


善光寺をお参りしなくても(?)ここ釈迦堂は必ずお参り。国重文の釈迦涅槃像は、直江津の居多の浜から出現。夢枕で土地の人たちが善光寺へ。遠くに、布団を重ねて寝ているお釈迦様。

今回の発見は、西之門という酒蔵・味噌蔵、大本願の西口にあるからの命名。とても感じのいい食堂もある。正月のしつらえを見せていただき、昼食。なんだか洋食屋のメニューだ。

帰りに、どうしても寄りたくて牟礼駅の天狗さまの写真を撮らせてもらい。満足の一日。

鯉丼・ふじおか・極楽坊 

佐久市へ視察に同行、岩村田三河屋という食堂で昼食。鯉をせんべい状にしっかりと揚げたものがのっている「こいどん」。「恋どん」ではなく「おいどん」という感じのしっかりもの。ご当地ラーメン「安養寺味噌ラーメン」というのもある。
まち起こしの総菜屋さん。ブランドの信州サーモンのコロッケ、やまめのから揚げ、さすがですね。
ある日、取材の足が伸びすぎて、引越しの案内をもらっていた「ふじおか」へ。久しぶりということで話弾んで、写真撮り忘れた。途中で出会った牟礼の天狗。イベントにお出まし。トン汁がうまかった。

その半月後、久しぶりに「極楽坊」へ。蕎麦のうまさは言うまでもないが、ヤーコンのてんぷらがおいしい。知る人ぞ知るらしい近くの豆腐屋のおぼろ。醤の実を乗せて。
決して食通や食道楽ではないが、うまいものはうまい。

栃木市は栃木県庁のまちではない

同じ両毛線にあって、かつての繁栄ぶりを残す足利と栃木。栃木を水運によって繁栄させた巴波川(うずまがわ)の清流もいいし、蔵の街もいいのだけれど、なんとなく、観光化しようとする意図が「一生懸命」すぎるかな(?)という気がして、足利の「かまわない」のに、いい雰囲気を出しているのと、ちょっと違う。難しいね。こんな風に街を見ていると、観光も楽しめなくなる。

巴波川の水運の説明がない。水門やサイホンで水を揚げているらいし流れを説明できない。私は、そういうのが好きなのに。

蔵の家のお婆さんも猫も縁先に腰をかけた人もロボット。

市役所?県庁? 今は教育育委員会で現役。

こんな街があるのだけれど、どうも観光化の意図がちぐはぐ。
失礼しました。

渡良瀬橋で青春 という年でもないか?

念願の渡良瀬橋を見てしまった。鉄道の旅としてもなかなかの旅。新幹線で高崎へ、両毛線に乗り換え足利。そのあと栃木(栃木は編集中)へ。そこから小山へ出て東北新幹線で大宮へ。あとは上越新幹線に乗り込み弁当、一路家路。足利は足利尊氏の里、足利学校も自然に整備され、観光できるのに、まちもなんとなくムリしていないまちだ。

これは、外せない足利尊氏銅像

振りむけば、こんないい姿の写真館 おばあさんとあいさつ

こういうのがあるというのは、いいまちの証明

同行者を置いて、ひとり渡良瀬橋へ。「千里さん」と旅情に浸る。前方が渡良瀬橋。向こうに夕日が落ちる。手前は歌碑、森高千里の歌声が聞こえるのは、さすが。

この床屋の前には公衆電話はない。この間、同行者は思いがけずおいしい讃岐うどん屋で、同行者いわく「とってもおいしいてんぷら」をトッピングで昼食。知らなかった。

足利駅のレトロ感も大切にしたい、と思いつつ栃木へ。